江戸時代、日本には江戸と地方を結ぶ街道がありました。
徳川家康によって整備されたもので、それらは五街道と呼ばれています。
そのひとつ、東海道は江戸の日本橋と京都の三条大橋を結び、
街道には五十三の宿場が設けられました。
二峠六宿
静岡市には東海道五十三次のうち、
蒲原・由比・興津・江尻・府中・丸子の六つの宿場町と、
薩埵峠・宇津ノ谷峠の二つの峠があり、これを「二峠六宿」と呼びます。
街道では、大名はもちろん武士や庶民など多くの旅人の往来がありました。
旅籠屋や茶屋が軒を連ね、そこには人と人との交流があったことでしょう。
そんな歴史に想いを馳せながら、二峠六宿を歩き
道に眠るストーリーをしみじみと味わっていこうと思います。
はなまるたろう